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新進気鋭の若手画伯誕生!
見えない?見えない?(薄い絵を携帯カメラで撮っているから無理)
心の眼でみるのじゃぁ!!
ママンがコテツを膝に乗せ、机で用事をしていると(某方のファンサイトをみるとも言う)
どこからかボールペンを見つけ、
(いつもならこの段階で取り上げなんだけど、ほら、新規情報が入ってちょっと真剣にチェックしてたもんで・・・)
メモ帳にあーあーいいながら、点を打っていた。(ママン、ようやく気が付いた)
ま、まさか、描きたいのか!?
よっしゃ。というわけで、カンバス(コピー用紙)と筆(鉛筆)を用意。
では、作品の誕生の瞬間に立ち会い、貴重な経験をされた秘書(アシスタント)さんからコメントをいただきましょう。
当時の様子を振り返って、いかがでしたか?
『画伯は情熱があふれ出て、高ぶりまくっていらっしゃったので、
カンバスを押さえているアシスタント、えーワタクシです、の手を
筆で刺す(しかも流血)というアクシデントもございました。
しかし、思いを線に乗せる為、大変苦悩もされており、
右手に持っては筆の裏でカンバスをこすったり、左手に持っては口で湿らせたり、
振り回しながらお尻で一回転、いや三回転くらいしてみたり、
時にはカンバスを大きくはみ出して描かれることもございました。
アシスタントは一時も目を離せない緊迫した制作となっておりました。
最後はカンバスを抱きしめて、鼻水をたらしての終了でした。
出来上がった作品を見たときは、感動のあまり心が震えました。』
21世紀を代表する画家の誕生の瞬間の1枚となるかもしれません。
では、画伯を呼んでみましょう。
画伯〜、画伯〜
あのー画伯・・何してるんですか。
取材中なんですけど。
いや、わかりましたから、それは。
最近会得した、「テーブルチェアーに登る」ですよね。
そのうちチェアーごとひっくり返りますよ。軽いですよその椅子。
しかも、オムツ交換の途中じゃないですか。
いいんですか、そんな姿さらして。
また座るところにいろんな物を放り込んでいるんですか。
自分で入れちゃ、登って取って、「取ったどー」みたいな得意気な顔しなくても
いいですよ。自分でいれてんだから。
知能レベルが"犬"並になったって事でしょうかね。
そういや、ママンさんが買ったばかりの歯ブラシが見当たらないと騒いでましたけど、
ご存じないですか?
それよか、コメントほしいんですけど、
いいんですか?
もう、いいんですね。
「月刊ぐるぐるどかーん 奇人変人新春特別号」より抜粋