大陸に花を咲かせよ

コテツ×チビテツ 成長記

マジメに
またまたマニアックな話

(私の出番は・・・・)

もうその写真はいいって


構造偽造事件を教訓に
建築基準法が6月に改正されたが、
あまりにメチャクチャだとわめいていた私。
施行2ヶ月でようやく影響がどの程度出てきたか
数字でわかってきたようだ。
(記事抜粋:住まいの水先案内人
http://www.ads-network.co.jp/index.htm

7月の住宅の着工戸数の全国平均23%減(戸数、床面積共)

あくまでも全国平均です。

 住宅着工戸数40%減以下の都道府県を列挙してみよう。

 岩手県:40.7%減、栃木県:43.8%減、三重県:50.2%減、滋賀県:53.5%減、京都府:52.2%減、奈良県:53.9%減、鳥取県:47.0%減、島根県:44.9%減、佐賀県:49.0減%、熊本県:40.7減%、鹿児島県:44.3%減、沖縄:60.8%減。

 マンションの着工件数がゼロになってしまった県を紹介しよう。

 福島県、栃木県、石川県、福井県三重県滋賀県和歌山県鳥取県岡山県愛媛県高知県熊本県鹿児島県、沖縄。

改正前の駆け込み申請の影響もあるだろうが、
これはものすごい事態だよ。
倒産するのも数社ではないよ。

友人の事務所も2週間前より事態は悪化。
今月末に申請を出そうとしていたマンション物件が
どれくらい期間がかかるか民間の審査機関に問い合わせたら、
ここ数日以内に提出してくれたら、
審査に入れるのが来年1月、申請下りるのが5月頃
と言われたとな。
大型物件の設計料で食ってる小さな設計事務所は
確認申請下りたら30%
工事中期で30%
完成で40%みたいな契約なので、
どかっと貰っては、収入の無い月を食いしのぐという自転車操業
10月には入ってくる予定だった設計料が
来年の5月になると、どうなるか。
マンション販売する不動産会社にしても申請の遅れはマイナス要因でしかない。
下請け関係なんかはダメージもろ受け。


とにかく審査機関も悲鳴を上げている状態。
構造のチェックが膨大になったのに、審査できる人間は増えておらず。
専門性が高いので単なるバイトですむ問題ではない。
(構造設計に携わる人間だったらバイトで申請業務してもいいよとした県もある・・・たしか)


深夜2時に出歩いて検診に一度も行っていなかった妊婦をたらいまわしにした事件も大問題。
建築業界が停まってしまっていることも大問題。